改善効果 ベスちゃんの場合
私たちの目の学校でビジョントレーニングを担当
するのはビジョントレーナーですが、アメリカでは、
オプトメトリストという国家資格者が担当します。
ビジョントレーニングは長年の歴史を持つ
視覚回復訓練法なのです。
◆小学校1年生のベスちゃん
これはアメリカでの話です。
ベスは明るくて人なつっこいかわいい女の子です。でも、小学校にはいってからというもの落ち着きがなく、授業に集中できませんでした。
その理由は黒板やノートを見ていると、目がとても疲れたからなのです。
視力は良くてもベスには文字が二重になったり、躍ったりしているように見えたのです。
しかしベスはみんなも同じように見えているのだと思っていました。
だんだん授業がわからなく退屈になり、仕方なく空を眺めたり、友達に話しかけたり
教科書や鉛筆で遊んだり...だからいつも先生に注意されていました。
最初のうちは勉強をする気があったのですが、結局宿題も手につかず、お母さんにもしかられてばかりでした。次第にやる気もなくなってきて毎日悲しい気持ちでいっぱいでした。
『私だって、ちゃんと本が読みたい、勉強もしたい!
だけど文字が動いて目で追えないの!』
そんなある日、ベスは思い切って、お母さんに伝えました。
『お母さん!どうして文字が、じっとしていてくれないの?
どうして動いちゃうの?もし文字が動かなければ私にもちゃんと
読めるのに!』
それを聞いて、お母さんはびっくり!そこでベスをオプトメトリストのところに連れていき
ビジョントレーニングを始めました。
がんばった甲斐があってベスは文字がしっかりと見えるようになり、楽に勉強ができるようになりました。
そして、とても自信が持てるようになったのです。
『あの時、お母さんに思い切って話してよかった!
今は学校がとっても楽しいわ!』
みなさんにも思い当たることはございませんか。
ひょっとしたらベスのように目の動かし方が原因なのかもしれません。